群青学院(下記「あらすじ」参照)の放送部を舞台とした学園モノ。
2004年3月18日にはCEROレーティング18歳以上対象のプレイステーション2版『CROSS CHANNEL To all people 』(クロスチャンネル トゥ オール ピープル)がKIDより発売されている。プレイステーション2版であるため、当然直接的な性描写は行われていないが、シナリオの改変はオリジナル版と同じ田中ロミオの手によって行われている(他のシナリオライターは関わっていない)。
また、2010年2月25日にはPSP版がサイバーフロントより発売された。CEROによるレーティング設定は「D 17才以上対象」。2011年3月31日にはXbox 360版も発売され、Xbox 360版はPSP版に比べ、シナリオのボリュームが1.5倍に増えている[1]。
本作はフライングシャイン初の独自企画の作品であるが、奈須きのこが 「竹箒日記」2003年10月17日付にて「絶対に越えられない壁として君臨する作品」と絶賛し、黎明期からのアダルトゲームを網羅した「超エロゲー」(多根清史 八霧敬次、太田出版、2006年)においても「大傑作」と評されるなど高い評価を得ている。
物語の世界観などが、同じく田中ロミオがシナリオを手がけた「最果てのイマ」と共通する部分が多い。
剧情介绍:
主人公の黒須太一は、群青学院の放送部に所属し、そこで得た仲間たちとの楽しい時を送っていた。
しかし、ともに時間を過ごす中、それぞれ心に歪みを抱えたメンバーたちの間には亀裂が生まれ、あるときを境にそれは決定的な破綻となり、「放送部」は断絶してしまう。
太一が起死回生を賭けて臨んだ合宿も失敗に終わり、心中がバラバラの状態で街に帰還する放送部メンバー。しかし、そんな彼らを迎えたのは、生物の存在が消え、常軌を逸して静かになった街だった。
「世界で八人だけの人類」になるという異常な状況下で、それぞれの歪みを顕にし始める部活メンバー。バラバラの心中はそのまま彼らを迷走させ、もはや部活などできる状態ではなく、唯一部長の宮澄見里だけが夏休みの課題であるラジオ放送用のアンテナを組み立てる活動を行っている状態であった。
そんなある日、ひょんなことから町はずれの祠にあった「ノート」を発見した太一は、人類の存在しないこの世界が1週間単位でループしていることを知る。
閉じた世界と繰り返す一週間の中、太一は仲間たちとふれあい、衝突し、そして和解していく。
その果てで彼は、自分自身と向き合い、ひとつの決断を下す。
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http://www.filesonic.com/file/863616154